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『 3 丁 目 ○ ○ 番 地  す す け た 街 灯 』

白い息を吐きながら歩く。 夜10時過ぎ。 誰ともすれ違わない道。
少し左へ曲がって続くその途中に立つ、電信柱。 街灯が一心に地面を照らしている。
静かな僕の足音が、 近づき、 照らされ、 行き過ぎる。
振り返らない僕の背後で、街灯は音も無く一心に地面を照らし、僕の行く道におぼろな影を作る。

〜 白川郷 〜

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