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3月の壁紙は 『空色の花畑』
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今月はオオイヌノフグリですぅ〜ヽ(´▽`)/
青いし可愛いし、大好きな花でございますv
ぽかぽかの草むらに群生を見つけた時は、思わずニヤニヤしてます。←変態
しかし全く奇麗に写すの難しいです。私の腕前的に。
もっとこう、色合いに深みが増したらいいのになー。
PLフィルター使ってるんだけどなー。
まだまだ何が足りないんだろうなー。
精進精進。
理想は、岩合光昭さんの写真集の青空。
滴るかのごとく、深い青です。
うらやましい…。

で、このお花、奇麗で可愛いのは言わずもがな、その名称の奇抜さでもたいそう印象深かったりしますね。
ポカポカ明るい春の日差しの下で堂々と口に出すのはちと憚られるかのようなその名称。
なにせ「ふぐり」ですからね。「ふぐり」。
…ひらがなで描くと何かよけいになまなましい感じも致します。
いや別に、ふぐりに嫌悪感とかは全然無いです。
いにしえの呼称にはどこか奥ゆかしささえ感じますね。ふぐり
逆にこれがもし現代版呼称であったなら、いくら老獪の域に片足を突っ込みかけているわたくしと言えども、
人前でダイレクトに口に出すのはちょっとどうだろうという感じです。
ああ、ふぐりで良かったv (オイ)

で、何でこの可憐な花に、そのような名前が付いたのかと言うと、
「実の見た目がそれっぽいので…」というのが一般的な説明なのですが、
まあ実際わたくしはこの花の実をこの目でしっかりと拝見した事は無いのですが、
他の方の写真とかで見ると、
「うーん、そう言われればそうとも言えそうだけど、何かちょっと決め手にかけるような?」
とかって思っていたのですが、
最近納得のいく答えを見つけましたので、ここにも書かせて頂きます。

じつは!

って力むほどの答えでは無いかもしれませんし、もう皆様ご存知なのかもしれませんが、
要するにこの花、元々から日本に咲いていた同種の「イヌノフグリ」という花に似ていて、
かつそれより花弁が大きかった為、「オオイヌノフグリ」と名付けられたそうなのです。
で、その元祖「イヌノフグリ」という、薄いピンク色の小さく可憐な花を咲かす植物の種こそが、
「うん!間違い無い!」
太鼓判なわけなのです。

…。

で、この元祖「イヌノフグリ」さん、どうやら大きい方に押されて数が減少しているようでして。
どんな植物も生き物も、生存競争ってのは大変な事なのだなあとしみじみ感じる次第でございます。
かわいい形の実なので(いやホント)、ぜひ頑張って末永く繁栄して頂きたいものです。

勉強させて頂いたサイト
●岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科 植物生態研究室(波田研)のホームページです
http://had0.big.ous.ac.jp/index.html
↑内のイヌノフグリのページ

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